大野の小学校や中学校には「小コレクター運動」をきっかけとした素晴らしい作品があります。
それらの作品の多くは、子どもたちの創造力の育成や豊かな感性の発達のために、寄贈されたものです。
いつもは学校に飾られているものを、この期間各学校の協力のもと特別にCOCONOアートプレイスで展示をします。

○展示作家
草間彌生、岡本太郎、靉嘔、元永定正、綿引明浩、関根伸夫、大西靖子、九里洋二 ほか

○関連イベント
〈子どもたちの作品の展示 〉
日時：令和6年12月6日（金）〜 令和7年1月13日（月）
・大野市陽明中学校美術部
・大野市開成中学校創造部
・オオノクリエイトクラブ

※「小コレクター運動」とはアートとは縁遠かった一般市民が、お金を持ち寄って無名の新進作家を継続的に支援し、作家はお礼として支援者に自身の作品を渡していくという1950年代から展開された運動です。一人の買う枚数が少なくても、より多くの人が絵を買うことにより、若くて才能のある画家を支えようとする運動で、大野市内に広くゆきわたり市民と芸術との関わりを深いものにしました。そのため、大野市内には今では著名となった画家の不遇な時代の作品が残されています。